Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

翻訳『禅修指南』(2-6)

<daṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

もし、この様であるならば、以下の様な質問を、発する人がいる:

止禅心と観禅心の二者に光がある、というのであれば、なぜ、また特別に、観禅随煩悩の光を、光明であると、強調するのか?

その理由は、修行を始めたばかりの初期の段階において出現する光の、その程度とパワーの強さが、この種の光明に、及ばないからである。

《清浄道論》第20章において、以下の様に言う:

’Na vata me ito pubbe ebarūpo obhāso uppannapubbo、addhā maggappattosmi phalapattosmī’ti. Amagga-meva ’maggo’ti、Aphalameva ca ’phalan'ti gaṇhato.

ーー「『私には今、この種の、以前にはなかった未曾有の光明が生起した。私は実に聖道、聖果を得たのである。』この様に(+修行者は)非道を道と執着し、非果を果と執着するのである。」

(注1)葉均訳《清浄道論》(Visuddhimagga)参照。

(2-7につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>