<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
1、名色によって構成されている所の、すべての有情は、その結生心を除いて、心所依処に依存して生起する、一つひとつの心は、みな、心生色を製造する能力を、擁している。
これら心生色は、生起して後、心生色聚となる。
これらの色聚を分析する時、あなたは、八種類の色法を見ることができる、すなわち:
地、水、火、風、色彩、匂い、味と栄養素である。
観禅の心が造り出す心生色の、その色彩界(色彩色法)または色所縁は、「非常に明るい色」(bhāsuraṁ rūpaṁ)なのである。
2、心生色聚の中において、時節と呼ばれる火界は、新しい色聚を造る事ができる。
止禅心と観禅心の威力(+が大きい為)、火界によって製造される新しい色聚は、(+修行者の)内部から外部へと、発散する事ができる。
それらを分析すれば、あなたは、火界によって製造された色聚の中に、八種類の色法がある事を見ることができる、すなわち:
地、水、火、風、色彩、匂い、味と栄養素である。
その中の色彩界は、「非常に明るい色」なのである。
(2-9につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>