<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
反対に、もし、(+修行者が)信じている事柄(例えば:安般念)を、過剰に強く信じすぎている時、信根の勝解(=事柄への解釈、理解)の作用が強すぎて、慧根が不鮮明になり、精進、念及び定根の力もまた同時に、弱まってしまう。
その時:
精進根は、似相において、諸根を策励するという作用を、実行できなくなってしまう;
定根は、似相において、心を散乱させないという作用を、実行できなくなってしまう;
慧根は、似相を知見するという作用を、実行できなくなってしまい、そのことが原因で、翻って信根の力を削いでしまうことになる。
(3-22につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay