<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
もし、精進(+の力)が減退する時、あなたの心は、禅修行の目標(似相)から遠く離れてしまう。
実際、(+この様な時は)あなたは軽安、定と捨という、この三種類の覚支を修習してはならず、択法、精進と喜覚支を修習するのがよい。
(+修行者は)この様にして初めて、その心を、再び奮い立たせることができる。
精進が過剰なために、心に、掉挙と散乱が生じるとき、択法、精進と喜覚支を修習してはならない。その時は、軽安、定と捨覚支を修習するのがよい。
この様にして初めて、(+修行者は)掉挙と散乱する心を抑制し、平静にさせる事ができる。
以上が、如何にして、五根と七覚支をバランスするのか(+という説明である)。
信、精進、念、定と慧の五根が、充分に成長・展開したならば、定力は近行定を超えて、安止定に到達する。
この時、心は持続的に、不断に、似相を、数時間、または一昼夜、または一日中、覚知することができる。
(3-27につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay