Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳~安般念の修持法‐10(本雅難陀尊者シリーズ2)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

4、第二禅 The Second Jhāna

4.1 第二禅の入り方と、入定の評定

How to Attain the Second Jhāna?

①第二禅に入ろうとする禅修行者は、先に呼吸を知る事を保持する(五分間)。

②その後に、以下の様に決意(作意)する:

「私は(五分間)初禅に入ろう」

そして引き続き、禅相を知る事を保持する。

③もうすぐ時間だと思える時(=もうすぐ五分間になる、と思う頃)、先に意門の禅相と五禅支を調べる。

④次に以下の様に思惟する:

「初禅における尋、伺禅支は粗くて劣る。不快である。第二禅は快適である。」

⑤その後、心は(+鼻の前にある禅相に)戻って、以下の様に決意(作意)する:

「私は第二禅に入ろう(一時間前後)」

⑥心は禅相を知る事を保持する。この様にすれば、歓喜(=嬉しい)、快楽(=楽しさ)の感覚が生じる。しかし、歓喜、快楽の感覚を掴みに行ってはならないし、また、この歓喜、快楽の感覚を捨ててもならない。

ただ、禅相を知る事を非保持しつつ、禅相の歓喜の感覚を淡く保持するのがよい。

⑦時間が来たと思ったならば、意門の禅相と三個の禅支:喜、楽、一境性を調べる。

方法は、五禅支の調べ方と同じ。尋、伺という二個の禅支は調べない。ただ、喜、楽・一境性という三個の禅支のみ調べる。

第二禅からは、禅相を探したり、黙然したりする必要はない。

(+三個の)禅支を調べる時、その中の一つでも調べることができない(=見つける事ができない)ならば、それは間違いである。

もし、三個の禅支を調べる事に成功したならば、次は、第二禅の五自在を修習する事ができる。

(11につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>