Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

本雅難陀禅師アメリカ法話第一集-49

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

仏陀は29歳で出家修行、苦行を6年間修行した後、35歳の時に、仏陀に成った。

仏陀は、五比丘に説法をする前、先に、過去の諸仏が、何を開示したのか、を観察した。

・・・《転法輪経》であった。

故に仏陀は、彼もまた《転法輪経》を開示した。

未来の弥勒仏もまた真っ先に《転法輪経》を開示する。

その後に、仏陀は再度観察した。

過去の諸仏はどこで説法をしたか?

・・・鹿野苑である。

彼らはどの様にして行ったのか?

・・・神通で行った。

では、私はどうすればよいか?

・・・歩いて行こう。

というのも、鹿野苑に行って、五比丘に開示をするその途中で、一人の外道に会うであろう。

この外道は、後で阿羅漢になる事ができる。

ただ仏陀が歩いて鹿野苑に行って初めて、彼と彼の妻は、仏陀に会う事ができ、かつ、阿羅漢を修する因と縁を、手に入れる事ができる。

この二人の外道が、阿羅漢になるための修行ができる様にするため、仏陀は、過去の諸仏が一回目の開示の時に、みな神通を使って鹿野苑に行った慣例に従わず、歩く、という方法に変えた。

これは仏陀の慈悲である。

これは仏陀が、衆生が、輪廻の中で苦しむのを見捨てないが故である。

仏陀の慈悲は、あなた方の知らないものであって、知らないが故に、あなた方は、五欲の生活を楽しみ、喜び勇んで、牛や馬の様な生活をするのである。

(50につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>