Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

本雅難陀禅師アメリカ法話第一集-50(58/82)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

もし、仏陀の慈悲が、これほどに偉大である事を知ったならば、(+あなた方は)感動して、一時でも早く、一切の煩悩から解脱しようと、思うに違いない。

仏陀の功徳は無量であり、語り尽くせない。

仏陀の慈悲は、ある人が、彼を侮り、彼を誹謗した時でさえも、他の人にするのと同じ様に、優しい口調で、法を説いた。

その目的は、一人ひとりの衆生が、未来世において、ただただ、尊敬の心で、仏に学ぶことができたならば、みな、煩悩を解脱する事ができる様に、という願いが故に、である。

たとえ、この一世で、この衆生が見法することができなくても、仏陀はこの衆生が、将来において、見法を成就できる様に、という願いを持っている。

そのため、仏陀は一人ひとりの衆生を、護持するのである。

過去の迦葉仏は、人寿が2万年であった時、16000年、仏法を開示した。

勝蓮花仏は10万劫の前、人寿が10万年であった時、8万年開示した。

未来の弥勒仏の時は、人寿が10万年の時期であって、8万年開示する予定である。

釈迦牟尼仏は人寿が100年の時期に、たった45年で仏法を開示し終わらねばならなかったために、我々の釈迦牟尼仏は、毎日2時間しか眠ることができなかった。

これは、釈迦仏の慈悲である。

仏陀は先に過去の諸仏が、どの様な戒を制定したのか、を観察した。

戒を制定した仏陀の時代、正法は久しくとどまった。

戒を制定しなかった仏陀の時代、仏陀入涅槃後、仏法は非常に速く、滅していった。

また以下の様な観察もした:

私が戒を制定しておいた関係で、私釈迦牟尼仏は、入涅槃の後、無量の衆生が聖者となったり、阿羅漢になたりする事ができる。

こうしたことから、仏陀は戒律の制定を開始し、毎日2時間しか眠らなかったのである。

・・・仏陀はその時代の衆生だけでなく、未来の衆生に対してさえも、みな平等に、護念を付与しているのである。

(51につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>