<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
次に、或いは、シャーリプトラ尊者が述べた如くの、身体の四つの部分において、四界を顕示する中に、如何なる有情も存在しない(+という事を知る)。
すなわち:『骨により、腱により、肉により、皮によって包まれている空間をもって色と言う』。彼は、それぞれの部分において、智の手でもって、それらを分別し、上に述べた方法でもって、それらを観察する、と決意しなければならない。すなわち:『この身において、堅(硬)性・・・安止定に到達することは出来ず、ただ近行定に到達するのみである。』(注17)」
注17:原文は『漢訳南伝大蔵経』「中部経典」《象跡喩大経》を参考にした。
(5-4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html
<本雅難陀尊者著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>