Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『禅修指南』6‐5

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《28種類の色法》

三遍知を育成する為には、五取蘊を構成する一切の名色法を、徹底的に、明確にしなければならない。

故に、禅修行者は一切の色法と名法を知り、学習し、暗記しなければならない。

以下は、28種類の究極色法の説明である:

(1~4)

大種(nahā bhūta)、すなわち、四界(四大)

1、地界(pathavī dhātu):

重地(garuoathavī):硬さ、粗さ、重さ。

軽地(lahupathavī):柔らかさ、滑らかさ、軽さ。

2、水界(āpo dhātu):流動性、粘着性。

3、火界(tejo dhātu):熱さ、冷たさ。

4、風界(vāyo dhātu):支持性、推進性。

(5~9)

浄色(pasāda rūpa

1、眼浄色(cakkhu pasāda):

2、耳浄色(sota pasāda):

3、鼻浄色(ghāna pasāda):

4、舌浄色(jivhā pasāda):

5、身浄色(kāya pasāda)。

(10~13)

境色(gocara rūpa):

1、色彩(vaṇṇa)

2、音(声)(sadda)

3、香(gandha)

4、味(rasa)

5、触(phoṭṭhabba)(地・火・風)

地、火、風の三界は、触境を構成する。もし、それらを三境とするならば、合計で7境あることになる。28種類の色法を計算する時、触は含めない。というのも、触境色の地、火、風の三界はすでに四界の中に列せられているが故に。

(14、15)

性根色(bhāva rūpa)には二種類ある:

1、女根色(itt bhāva rūpa

2、男根色(purisa bhāva rūpa

一人ひとり各人には、その中の一種類の性根色しかない。女性には女根色しかなく、男性には男性色しかない。性根色は、全身に分布してる。

(16)

心色(hadaya rūpa

心色とは、意界と意識界が依存する所の色法である。故に、心所依処と呼ぶ。それは、心臓の内部の血液の心色法聚の中に散らばって存在している。

(17)

命根色(jīvita rūpa、jīvitindriya)

この色法は、全身に分布している。それは、業生色(kammaja rūpa)の生命を、維持するものである。

(6‐6につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版

中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>