Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

翻訳『禅修指南』6‐6

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

(18)

食色(āhāra rūpa

段食(kabalīkāra āhāra)は、食物の中の食素(ojā)である。

一切の色聚の中には、皆、食素色(ojā rūpa)がある。

業生、心生及び時節の色聚でさえも(+それを)含む。

それら食素は、それぞれ、業生食素(kammaja ojā)、心生食素(cittaja ojā)及び、時節食素(utuja ojā)と言う。

禅の修行者が混同するのを避ける為、以下に説明する:

食物が消化された後、その「食素」によって生じる所の、食素八法聚の中の食素のみが、食生食素(āhāraja ojā)である。

言い換えれば、胃の中の、未だ消化していない食物の食素は、なお時節生食素(utuhā ojā)(+のままなの)である。

上の18種類の色法は、また以下の様に言う:

1、「自性色」(sabhāva rūpa)。

というのも、それらは、その一つひとつに自性相、すなわち、硬さ、粗さ等を擁するが故に。

2、「有相色」(salakkhaṇa rūpa)。

というのも、、それらは、一切の名色法における共相を擁しているが故に:

生・滅するが故に「無常」(+という相)であり、生・滅の逼迫を受けるが故に「苦」(+という相)であり、永恒不変の実体を持たないが故に、または、我ではないが故に、「無我」(+という相をもっているの)である。

3、「完成色」(nipphanṇa rūpa)。

というのも、それらは業、または心、または時節、または食を因として生起するが故に。

4、「色色」(rūpa rūpa、真実色)。

というのも、それらの強度は、不断に変化しているが故に。すなわち、熱さから冷たさへ、硬さから柔らかさへと。

5、「思惟色」(sammasana rūpa)。

というのも、観禅の目標とするに相応しいが故に。

それらは、無常・苦・無我として、観照する事ができる。

この後に列挙する所の、10種類の色法(19~28)は、

上に述べた18種類の色法とは反対に、それらは:

一、無自性色(asabhāva rūpa);

二、無相色(alakkhaṅa rūpa);

三、非完成色(aniphana rūpa);

四、非色色または非真実色(arūpa rūpa);

五、非思惟色(asammasana rūpa

である。

(6-7につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版

中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>