<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
耳浄色(sota pasāda):
耳浄色は、音塵の衝撃に対して敏感である。先に、耳の中の四界を見て、その後に一粒の明浄色聚を見る。その後に、音を聞いて、若し、当該の音が、あなたの選んだ浄色にぶつかるならば、それはすなわち、耳浄色であり、耳浄色を含む色聚とはすなわち、耳十法聚である。身十法聚を識別する方法は、すでに述べた。
鼻浄色(ghāna pasāda):
鼻浄色は、香塵の衝撃に対して敏感である。先に、鼻の中の四界を見て、その後に一粒の明浄色聚を見る。その後に、一粒の色聚の匂いを嗅ぐ。若し、当該の香が、あなたの選んだ浄色にぶつかるならば、それはすなわち、鼻浄色であり、鼻浄色を含む色聚とはすなわち、鼻十法聚である
舌浄色(jivhā pasāda):
舌浄色は、味塵の衝撃に対して敏感である。先に、舌の中の四界を見て、その後に一粒の明浄色聚を見る。その後に、その近くにある一粒の色聚の味を味わってみて、若し、当該の味が、あなたの選んだ浄色にぶつかるならば、それはすなわち、舌浄色であり、舌浄色を含む色聚とはすなわち、舌十法聚である。
(7-9につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html
<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版 中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>