Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

翻訳『禅修指南』7‐9(80/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《心生色の識別》

一生の内において、結生心を除いて、一切の、心所依処に依存して生起する所の意界と意識界は、皆、全身に散布している所の、多くの心生食素八法聚(cittaja ojā aṭṭhamaka rūpa kalāpa)を、生じせしめる事ができる。

故に、もし、有分透明界を観察するならば、あなたは多くの、心所依処色に依存する心識が、継続不断に、色聚を生じせしめているのを見ることができる。

もし、修行の初めに、それを明確に見ることができないのであれば、有分透明界を観察した後、一本の指を何度か折り曲げてみる。

この様にすれば、あなたは、心が指を移動させ様として、多くの、全身に散布する所の、色聚を生じせしめる事を見ることができる。

これらは皆、八個の色法を含む、非明浄色聚である。

《時節生色の識別》

一切の、色聚の中の火界は、また時節(utu)とも言う。

色法の法則によると、時節が住時(ṭhita kāla)(注25)にある時にのみ、新しい色聚を生じせしめる事ができる。

すなわち:時節生食素八法聚(utuja ojā aṭṭhamaka rūpa kalāpa)である。

この新しい一代の、時節生色聚の中の火界もまた、時節生食素八法聚(第二代)を、生じせしめる事ができる。

もし、第一代の色聚の火界が、業生色聚から生じたものであるならば、上に述べた過程は、継続して、四または五代の、時節生色聚を生じせしめる事ができる。

注25:色法には三時がある。すなわち、生時、住時と壊滅時である。

(7‐10につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版  中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>