Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『禅修指南』8-23(120/520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《果報は斯くの如く(+であっても)、

速行は改変する事ができる》

「自性可喜所縁」(=自性的な喜ばしい所縁)(sabhāva iṭṭhārammaṇa)と「自性非常可喜所縁」(=自性的な非常に喜ばしい所縁)(sabhāva ati iṭṭhārammaṇa)は、過去の善業が原因である。

所縁が喜ばしい時、転向、確定と速行以外の、その他の路心は、大果報心または無因果報心である。所縁が非常に喜ばしい時、例えば、仏陀の場合、五種類の喜俱彼所縁のみが、生起する。

「自性不可喜所縁」(=自性的な喜ばしくない所縁)(sabhāva aniṭṭhārammaṇa)は、過去の悪業が原因である。

その時に生起する眼識等の五識、受領、推度及び彼所縁は皆「無因不善果報心」(ahetuka akusala vipāka citta)であり、故に彼所縁に出現するのは「不善果報捨俱推度」(akusala vipāka upekkhā santīraṇa)以外に有り得ない。

所縁が喜ばしいもの、非常に喜ばしいもの、または喜ばしくないものであっても、もし、如理作意するならば、善速行は生起する。もし、如理作意をしないならば、不善速行が生起する。

《信慧グループ名法》

(saddhā‐paññā group)

教学の利の為に(+説明を加えるならば)、もし、一個の心識刹那の中に、以下の34個の名法が生起したならば、すなわち、その名を「信慧グループ」名法と言う。

識       1

通一切心所   13

通一切美心心所 19

慧根心所    1

合計     34

もし、結生心が喜俱の三因者である場合、彼の結生、有分と死亡心は、必ず、信慧グループである。

(8-24につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版  中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>