Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『禅修指南』9-17

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《色相の出現》

最も近い、過去の名色法を識別している時、もし、発願した所の、色相が出現した場合、その色相の、四界(四大種)を識別する。

それは、多くの微細な色聚に変化する。

それらの、色聚の中の色法を、識別する。

次に、全体・一体としての、六処および、43身分の色法を、識別する。

特に、意門の中の、54種類の色法を、識別する事を主とする。

心所依処色(意門)を識別する。

その後に、心所依処に依存し、また、有分心(+と有分心)の間に出現する所の、心路過程名法を識別して、それらが先ほど発願した所の、過去の名法であるかどうかを、検査する。

もし、二者が同じものであれば、最も近い過去の名法の識別に、成功したのだ、と言える。

(+この修習に)成功したならば、智をば、更に遠くの過去に向かわせて行き、徐々に、過去の名色法を識別する。

例えば、昨日の名色法、前日の名色法、一月前の名色法、去年の名色法など等である。

この様に識別している時に、もし、色相が出現したならば、上に述べた方法でもって、究極法を知見出来るまで、それらの四界を、識別する。

引き続き、母胎の中における、第一期の胎児の段階(kalala rūpa、卵黄色)まで、過去の名色法を識別する。

(9-18につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版  中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>