Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『禅修指南』9-33

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《結生五蘊

Paṭisandhi 5 Khandha)

結生の時(+の状況は、以下の通りである):

1、色蘊は、30種類の色法=3種類の色聚、すなわち、心色十法聚(ママ)、身十法聚、性根十法聚。

2、受蘊は、結生 34名法の中の受。

3、想蘊は、結生 34名法の中の想。

4、一番目の説明:

行蘊は、結生 34名法の中の思。

第二番目の説明:

結生 34名法の中の受、想と識以外の、その他の31名法は、皆、行蘊。

5、識蘊は、結生 34名法の中の識。

上に述べた五蘊は、結生識喜俱の三因者について述べたものである。

結生識捨俱の三因者については、喜がない為、33の名法となる。

二因者(dvihetuka)に関しては、33または、32の名法となる。

行蘊に関する二種類の説明方法は、仏陀が《蘊分別》(Khandha Vibhaṅga Pāli)において、經の形式で解説する時、主に、思にのみ言及した(+事が原因である)。

その為、一番目の説明方法は、思をば、行蘊の中に入れている。

この様であれば、人は質問するかもしれない:

「その他の心所は、それぞれ自分自身の因が、あるのではないか?」

故に、二番目の解説を加えておいた。

ここにおいては、二つの目的がある:

(1)その他の心所にも、因がある事を、理解して貰いたい。

(2)どの様な究極界もまた、除外されることはない。

注意点:毎回、行蘊について言及される時、斯くの如くに理解する事。

因果関係の識別

先に、過去の五因を識別して、煩悩輪転に属する所の無明、愛と取が、行及び業を引き起こしたのだという事を理解する。

次に、その業力(業輪転の一部分)が果報輪転(Vipāka Vaṭṭa)の一部分に属する所の、色蘊を識別し、それらの因果関係を関連させる。

智でもって、因(業)と果(結生業生色)[すなわち、無明、愛、取に囲まれた、行と業(因)と結生業生色(果)]を知見し、果は、因に依存して生起するのだという事を知見したならば、以下の様な、因果関係を識別する。

(9-34につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版  中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>