Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」5-140

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

8.14 ジャーナ行者

次に私は、ジャーナ行者に関して解説する。

この種の禅修行者は、出定の後、先に禅支を観照する。

その前に、安般念の修習を通して、止禅を修行した時、彼はすでに禅支を調べたことがある為、観禅の修行に転換する時、禅支を観照するのは、彼にとっては非常に容易に取り組めるのである。

彼は、禅支と同時に生起する所のその他の名法を観照しなければならない。

禅支を含むすべての、これらの名法はジャーナ法と言う。

ジャーナ法を観照した後、彼はこれらのジャーナ法は、何に依存して生起するのかと、検査しなければならない。

その時、彼は、それらが心所依処に依存して生起するのを見るであろう。

經の解説によると、心所依処は、所生身:業生、心生、時節生と食生の四種類の色法である。

ジャーナ法と欲界名法は名法であり、所生身は色法である。

それらを観照した後、彼は名色法の因を探求し、無明、愛、取などの縁起法に基づいて観照する。

そして、彼は以下の様な結論を得る:

名法と色法はただ縁法と縁生法に過ぎない。これを除いて、人または衆生がいるわけではない。

この様にして、彼は疑惑を超越した。

疑惑を超越した禅修行者は、名色法及びその因を無常・苦・無我として観察する。

この様に徐々に智慧を向上させ、阿羅漢果を証悟する。

この種の禅修行者はジャーナ行者と呼ぶ。

上に述べた解説の内容を理解するならば、あなたは仏陀の開示した以下の経文を理解する事ができる。

《大念処経》において、仏陀は、安般ジャーナを基礎とした、観禅を修行する方法を、以下の様に教導している。

「この様に、彼は内在する身を身として観照する事に安住し、外在する身を身として観照する事に安住し、または内在する、また外在する身を身として観照する事に安住する。」

これ(=上記経文)は、安般念を修行して、第四禅に到達した禅修行者が、観禅を開始する段階を顕している。

「身」とは何か?

パーリ経典《無礙解道》によると、身には三種類ある。すなわち、呼吸、所生身と名身である。

これらは以前に、すでに解説し終えたので、皆は理解できたものと考える。

(5-141につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijubunko.sakura.ne.jp/index.html

<中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>