Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」6-12

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

10.7 食生色の識別

《清浄道論》の中において、胃中物、糞、膿と尿という、この四種類の身分は、時節生食素八法聚によって構成されている、と言及されている。業生命根九法聚の消化の火の支援の下、胃中物の中の時節生食素は、多くの代の、全身に分布する所の色聚、すなわち:食生食素八法聚を生じせしめる事ができる。

一日の内に食した食物は、食生色聚を生じせしめる事ができるが、その長さは、七日間であり、また、天界の食物は、食生色聚を一か月または二か月の長きに亘って生じせしめる事ができる。

一日の内に食した食物もまた、それを食べた後の七日間、業生、心生と時節生色聚の中の食素を支えることができる。

先に生じた食生色聚の食素は、後で生まれた食生色聚の食素及び業生消化の火の支援の下、それは10、または20代の食生色聚を生じせしめる事ができる。

あなたは食事の時に、観禅の修習をして、これらの現象を観察することができる。

先に、口、喉、胃と腸内の食物の四界を識別すれば、あなたはそこにある色聚を見ることができる。

次に、これらの色聚の食素が業生消化の火の支援の下、全身に散布する所の食生色聚を生じるのを識別する。

または、あなたは食後の後に、これらの現象を観察することもできる。

順序に従って、定力を育成した後、あなたは胃または腸の中の、先ほど食べたばかりの食物の四界を、食物の中の色聚の食素が業生消化の火の支援の下、全身に散布される所の食生色聚が生じるのを観察する。

その後に、あなたはこれらの非明浄色聚の中の八種類の色法を識別しなければならない。

次に定力を育成して、その後に、目の中に散布される食生色聚を識別し、またそれの八種類の色法を識別し、その中の食素は食生食素である事を確認する。

この食生食素が、眼十法聚の中の業生食素に出会うと、通常、それは後者を助けて、四または五代の食生色聚を生じせしめる。

一体、何代生じるのかという問いは、業生食素と食生食素の強度に依る。

また、この四または五代の食生色聚は、時節の火界とも呼ばれるが、状時節が住時に到達した時、それは多くの代の時節食素八法聚を生じることができる。

あなたは身十法聚、性根十法聚などの、その他の業生色聚の中の食素もまた観察しなければならない。それがどの様にして、食生食素の支援の下、四または五代の食生色聚を生じせしめるのかを観察するのである。

また、この四または五代の色聚の時節が、多くの代の時節食素八法聚を生じせしめるのを識別しなければならない。

一粒一粒毎の心生色聚の中には、みな、食素が存在している。

この心生食素が、食生食素の助力を得た場合、それは二、から三代の食生色聚を生じることができる。

止禅、観禅、道または果の心は、体内において、多くの代の心生食素八法聚を生じることができ、またこれらの色聚の中の火界は、体内及び対外において、時節生食素八法聚を生じせしめる事ができる。

禅の修習の時に生じる光明とはすなわち、これら心生色聚と時節生色聚を来源とする、極めて明るい色彩界である。

一粒一粒毎の、時節食素八法聚の中にも、また食素は存在している。

それは、食生食素及び消化の火界の支援の下、10から12代の食生食素八法聚を生じることができる。

食生食素八法聚の中の火界もまた多くの代の時節生食素八法聚を生じせしめる事ができる。

食物によって生じ、目に到るまで散布される所の食生食素八法聚に関する説明を終えた。

これらの色聚の中の食素は食生食素でる。

先に生じた食生色聚の食素は、後で生じた食生色聚の食素及び業生消化の火の支援の下、それは10から12代の食生色聚を生じることができる。

どれほどの代生じるかは、食物の品質と業生消化の火の力に依る。

食生食素八法聚の中にも火界はあり、多くの代の時節生食素八法聚を生じることができる。

時節と食素は、みな、住時にのみ、新しい色聚を生じることができる。

色聚が生じる時、何代であろうとも、最後の一代の時節と食素は、新しい時節生色聚と食生色聚を生じることができない。

あなたはこれらの説明を細心に閲読し、以下の表(=当ブログでは列記)を参考し、一人の良き師の指導の下、正確に、系統的に、禅の修習を実践しなければならない。

この様にすれば、あなたは、業、心、時節及び食という、四個の原因によって生じる色聚を識別することに熟練することができる。

目の中の色法を識別するのと同じ様に、あなたはその他の五処門及び42身分の一切の色法を識別しなければならない。(152/430)

(6-13につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等ほぼ原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijubunko.sakura.ne.jp/index.html

<中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>