Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

般若の独り言~断捨離

日本で最初に断捨離を言い出した女性は、単に[家をきれいにしましょう]という種類の運動を提唱したのではなく、

『断捨離には己の生き方が反映される』

『断捨離とは、己はどの様に生きたいのか?

という人生の本質を問うものだ』

と述べているのを、どこかで読んだ事があります。

私も、この度、精舎の書斎と居間の床のリフォームをしたついでに、いらない品物を相当量捨てました。

捨てたものの内、最も多かったのは

★使いかけのノート(山ほど)

ーーたとえば、緬甸語を覚えようとして、発音記号や単語を書き連ねて、途中でやめてしまったもの。

語学習得挫折の証拠物件(笑)

★気に入った著者の著作のメモ、一覧表

ーーその中の、本当に気に入ったものは、即買いして読んでしまっていて、書名をメモして、その後に忘れてしまったものは、元々興味がないもので、実は、永遠に読まないのです。

書籍一覧表は、虚しい(笑)

謡曲の和綴じの本、一式。

ーーこれはもったいないなぁ、決心が鈍る。

能や謡曲には、日本の風土に順応・土着し、日本風に変化した仏教観や、日本人の身体論が反映されていて、大変興味深いのだけれども、テーラワーダで出家したサヤレーは、歌を習ったり、歌を歌ったりする事ができないし・・・私に謡曲を教えてくださった先生も、老齢で引退されたので、もう二度と謡曲を習う事はないのだけれど・・・。

和綴じの本に、愛着が・・・

惜譲か・・・

思い切って捨てるか・・・

誰か貰ってくれないかなぁ、と迷い始めると、捨てられないのですよね。

で、謡曲の本が聞いて来るのです:

「わたしを本棚に積み上げて、埃まみれにして、一体貴女は、どの様な生き方をしたいのですか?」と。

う~~ん、困った。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>