12月2日に、緬甸Gwa の Puññārama 瞑想センターの
担当者から
「Ven. U Puññānanda Sayādaw が体調不良の為、来春、日本へは行けなくなった」
とメールで連絡があり、翌3日に、その正式の告知が Sayadaw の facebook に載りましたので、私と東京有志の会もそれを受けて、即刻《来春弘法中止》の広報を行いました。
この事に関して、知人から
「貴女は、Sayadaw の日本招請に努力したが、結果は出なかった。その事をどの様に思うか?」
と問いかけがありました。
私の答えは
「何とも思わない(少々残念ではあるけれども、動揺はしていない)」です。
人生、何事も塞翁が馬、70年生きた老人なら誰でも、この事が分かります。飛行機に乗り遅れて残念に思っていたら、その飛行機が墜落した、などというのが典型ですが・・・Sayadaw が無理に来日して、日本で倒れたら???
今は、Sayadaw、大使館で Visaを取る前に、日本弘法中止を決定してくれてよかった、よくぞ決断して下さいました・・・と有難く感じる次第です。
人生は塞翁が馬・・・そして、引き返す勇気・・・
今回、来春の法話会は流れてしまいましたが、今年4月から始まった、各種の準備~Sayadaw方が戒律違反にならない様な、独立した一軒家方式の宿の探し方、移動手段の選び方(夜行のフェリーは不可)、地方にいる私と、東京有志の会との連携等、Sayadaw(実際には中国語のメールが書けるS尊者)と何度もメールでやりとりしたそのノウハウは、今後に応用する事ができます。
今回は不本意な形で幕引きとなりましたが、いずれ<天地人>の揃う時、Sayadawの訪日弘法は、必ずや実現するものと、私は思います。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>