Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

般若の独り言~台湾浄人(カピヤ)協会設立の運び

1月24日、福岡を立って、台湾嘉義にある法雨道場に向かい、そこで8日程、修行して参りました。

その時に「この度、台湾で【浄人(カピヤ)協会】を設立する運びとなりました」とのお話を、嘉義の駅前で医療用具取扱店を経営する Lさんから聞きました。

カピヤとは、テーラワーダ原始仏教)において、戒律上、金銭(クレカも含む)を携帯する事の出来ない比丘尊者に代って、色々な雑務をこなす在家のボランティアの事ですが、例えば、外国から台北桃園国際空港に到着した比丘尊者を出迎えて、一緒に台湾の最南端の高雄まで随行するとなると、会社勤務の方々は、休暇を取らねばならず、多少の困難を感じます。

そういう時に、比丘尊者を台北駅で新幹線にお乗せして、高雄駅で別のカピヤが出迎えれば、それぞれが、大きな負担ではなくなります。

その様な事から、カピヤ同士の連携を深めるため、台湾で【浄人(カピヤ)協会】を設立することになったそうです。

また、Lさんのお話では、比丘尊者と言えども、戒律違反をする人はいて、そういう時は、カピヤが諌めてあげなければならないそうです。

在家信者は、比丘尊者の言動に対して、ただただ唯々諾々と追随するのではなくて、適切な援助と批判を伴うものだ、故に、カピヤも、戒律について、比丘尊者と同じレベルまで、勉強しておかねばならないのだ、という事を強調されていました(注1)。

以前、千葉県在住のM禅師の騒動の時(注2)、IT上に書簡を公開して、M禅師に対する質疑を行った私に対して

《身分違いの sayalay は口出しするな》という批判がありましたが、在家のカピヤでさえ、比丘尊者を諌めてもよいのです、況や sayalay をや ・・・ 。

日本の在家修行者、カピヤの方々も『ダメなものはダメ』と言える様になって下さい。

(注1)比丘尊者の守る227の戒律の内、「妄語」に関して、その定義を正しく理解することはなかなか難しく感じますが、定義への理解をおろそかにしたまま比丘尊者を批判した場合、それが善意からのものであっても、誹謗になってしまう事がままあります。「妄語」批判は定義を踏まえて、慎重にお願いします。

(注2)M禅師が淫盗殺妄語等に属する、サンガ追放相当の戒律違反をなした為に、支援団体が解散したという事件を切っ掛けに、M禅師が賊住者であること等を、私が公開書簡で問いただした一連の騒動。

<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>