Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

Remember武漢

21日のブログに

《<武漢肺炎>は差別用語であると、法友から指摘があった為、WHOの定める【COVIDー19】に表記を改める》

と書きました所、別の法友から

「それは差別用語ではない。新型コロナ肺炎は、確かに武漢から発生したのであり、多くの犠牲者を忘れない為、Remember武漢の為に、<武漢肺炎>と呼ぶべきだ」というご意見を、頂きました。

私は、新型コロナ肺炎を<武漢肺炎>と呼ぶ事によって、武漢の人々が馬鹿にされたり、ばい菌よばわりされたりするならば、大変に遺憾に思いますし、WHO制定の【COVID-19】を使う方がよいと思う人がいても、ムベなるかな、と思っています(その為、書き換えを実行しました)。

しかし、去年年末から今年にかけて発生し、今の様に蔓延して、多くの犠牲者を出した【COVID-19】は、明らかに人災です。

李文亮医師が、12月末、仲間内のチャットで

「この肺炎は異常で、SARSに似ている。すぐに対処しなければ、大変な事になる」

と警告した事に、武漢市武昌区(注1)の警察(権力)が介入し、始末書を書かせて、彼の口を封じました。

今、政府を、声を上げて批判している清華大学の許教授も行方不明、市民ジャーナリストの陳実秋氏も行方不明・・・。

ここは、資本主義がよいだの、社会主義の方がよいだのと議論する場ではありませんが、李医師とそれに続く武漢肺炎の死者、罹患者は、中国の一党独裁、強権主義、隠蔽体質の犠牲者である事は否めないでしょう。

【Remember 武漢

李医師が、一児と身重の妻を残して、この世を去らざるをえなかった、その彼が残した遺書は、涙なくして読めないものです。

武漢で発生した新型コロナ肺炎は、あえて<武漢肺炎>と呼びたい、という人々の意見、心意も無視してはならない、と思います。

私は、両者の気持ちを考慮して、ブログでは

【COVID-19 】(発生初期に武漢肺炎と呼ばれた伝染病)

と表記しました。ご理解の程よろしくお願いいたします。

(注1)武昌は、清朝政府の倒れる切っ掛けを作った、武昌起義(蜂起)、第一次革命の場所です・・・奇跡はなるか。

  <緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>