Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

般若の独り言~禅病その後

20年程前、緬甸(モーラミャイン・パオ森林僧院本山)で安般念(出入息念)を修行した時、心(意識)の置き所を間違えてしまって、坐禅瞑想して、サマーディに入りかけると、顔面(頬)、頭などが強烈に痛くなるようになり、

2年程で、修行を諦めて帰国して来ました。

・・・

当時、【それは<氣>が悪さをしているので、正しい瞑想方法を実践すれば治る】という風に教えてくれる人は専任の瞑想指導者を含め誰ひとり、おりませんでした。ただ中国人、台湾人の比丘尼さんたちは座りづめはよくない事を知っていて、昼休みに竹藪などに入って、太極拳などをしていた様です・・・。

この長年の宿痾、禅病を治そうと思い、<氣>のヒーラーの元をお訪ねしたのが、3月25日。

そろそろ2週間になりますが、なかなか、着実に良くなってきています。

<氣>が動いて眠れないで不安な時も、この先生に電話で状況を報告して、指示を仰ぐと安心します。

私は<氣>の専門家ではないので、自分の禅病の原因と解除の方法、それらの根本原理について、余り上手に説明できませんが、今の私の立場で気功の本を読むと、えらくよく分かります・・・これ、若い時に理解して、実践していれば、私も今頃はいっぱしの気功師に違いありません(笑)。

よいヒーラーに出会えて、2週間前に抱えていた不安は解消しました。

頭部、眼窩に上った<氣>が全部下(下丹田)に降り切るにはどれくらいの時間がかかるのかは不明ですが、まずは(氣が勝手に動く事による)不快感がなくなり、夜、よく眠れる様になれば、よし、です・・・後もう少しで山は越えられそうです・・・頑張れ自分!!

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay 般若精舎>