Sayalay's Dhamma book

仏教書の翻訳は2019年夏をもちまして一旦終了しましたが、2020年発生しましたコロナ禍により、修行者独習に供する為、『親知実見』を翻訳しています。過去に訳出した23冊は<菩提樹文庫>にて閲覧できます。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『親知実見』#15-2

禅の修行を始める時、まず、快適な、リラックスした姿勢で座り、かつ、鼻の先において、出入りする息を覚知する様にチャレンジする。

あなたは、鼻のちょうど下の方、または鼻孔の出口の所の、ある一か所において、それを感じる様にする;当該の場所を接触点と呼ぶ。

(意識は)息の出入りに従って、身体の内部に入ったり、外部に出たりしてはならない。

この様にすれば、あなたは、禅定を成就することができないが故に。

唯一、息が通り過ぎる、及び唇の上方の接触する所または鼻孔の出口の周囲の、(息が)最も鮮明な所において、息を覚知する事。この様にして初めて、あなたは禅定を育成し、成就することができる。

息の自性相(sabbāva-lakkkhaṇa)、

共相(sāmañña-lakkhaṇa)<注87>

また、禅相(nimitta)の色彩に注意を払ってはならない。

自性相とは、息の中の四界の特徴である;

例えば:硬さ、粗さ、流動性、熱さ、支持性、推進性等。

共相とは、息の無常(anicca)、苦(dukkha)、無我(anatta)の相。この事は、「入る、出る、無常」または「入る、出る、苦」または「入る、出る、無我」と黙念してはならない、と言う事を意味している。

ただ単純に、入出息をして、概念法として、覚知する様にする。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>

 

を、