Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

65歳の仏教修行報告書(9)>修行にやって来た女の子

本日21日早朝、近所の人のトラックに乗せてもらって、病院に向かいます。暫くブログはお休みです。 退院して戻りましたら<修行にやってきた女の子>の題で書きます。不思議不思議の物語です。乞うご期待。

65歳の仏教修行報告書(8)>身苦心不苦

<身苦心不苦>は仏教用語で、この言葉自体は中国語です。原典はパーリ語かサンスクリットかと思います。漢文の得意な方は「身苦しくとも心苦しからず」と下して読むでしょうか? 我々は身体が痛い、気分が悪くてつらい時、心までクサクサして、落ち込みます…

65歳の仏教修行報告書(7)>今日は死ぬのにもってこい

私は、色々な本を好んで読む、読書家の方だと思います。 そして、本から色々な事を学びますが、本を読んで一番に思うのは「なぜ、この人はこんなことを言うのだろうか?」または「言えるのだろうか?」という、その人そのものへの疑問です。 私が若い時に読…

65歳の仏教修行報告書(6)>おひとりさま

昨日友人とスカイプしました。 友人も 65 をすぎていますので、どうしても、話題は生老病死の事になります。 「私(筆者)は明後日、一人で入院し、今後、一人で色々な問題に対処しなければならない」という話になって、そこから「人間、所詮はお一人様」と…

65歳の仏教修行報告書(5)>心と身体

「心と身体は自分のものではないですよ」と言われたら、大概の人(100%?)は「え~~、そんなのあり得ない!」と言いますね。 私がタイのカンチャナブリの山奥の森林寺院でこれを言われた時「ああ、これで救われる」とほっとしたのを覚えています。 仏…

65歳の仏教修行報告書(4)>無念無想

最近、二人の方から「無念無想」について聞かれました。 偶然でしょうか?お二人ともこう言います「座禅・瞑想って無念無想になりなさいっていうけど、私にはできないわ」 私はこう答えました「人間、生きている限り、無念無想にはなれません。無念無想にな…

是誰庵日記>入院のお知らせ

年末に胃が痛くて I 病院で検査したら、意外にも 胃自体は大したことなくて、大腸が悪いという事でした。 内視鏡で調べた所<亜腸閉塞>だそうです。<亜>がつくのは、本物の腸閉塞の一歩手前。お腹に痛みが無いのでのほほんとしていたら、診断した医師の方…

65歳の仏教修行報告書(3)>神秘体験

「神秘体験」と言うと、多くの人は嫌がりますね。例のオ〇ム事件で、もうコリゴリという感じ(苦笑)。でも、実際には、普通に日常生活を送っているのに、神秘体験をしてしまう人はいて、それらの意味を説明してくれる良い師に会えなくて、困っている人もい…

65歳の仏教修行報告書(2)> ~魂~についての考察

子供の時の、最初の記憶ってなんでしょうね。 確か誰か有名な文豪さんは「赤ちゃんの自分が、盥で体を洗ってもらっている記憶」なんて言っています。 私は、一番最初の記憶、という訳ではないですが、子供の時に「たましい」という言葉を聞いて「ドキッ」と…

65歳の仏教修行報告書(1)>はじめに・・・

私が「大きくなったらお釈迦様の事を勉強しよう!」と思ったのは、5歳の時でした。「大きくなったら緬甸に行く!(目的も理由もよく分からないけれど)」と思ったのは10歳の時でした。15歳で禅宗で出家しようとし(未遂)、30過ぎにタイの日本人僧侶を先生…

65歳の生老病死>還暦おばんの仏教談義―183

私は、「5(とその倍数)のつく歳に、不思議な体験をしたり、人生の岐路に立ったりする事が多い」という事を、以前ブログに書きました。 今年の1月10日、私は65歳になりました。そして、やはり不思議な事が・・・やってきました、なんと、65歳の誕生日…

いたわしいか?>還暦おばんの仏教談義―182

女優淡路恵子さんが亡くなった。それに対して、デヴィ夫人が「だんだん痩せていくのを見て、いたわしいと思った」とコメントしています。デヴィ夫人と淡路さんは懇意の仲だったので、「いたわしい」という言葉に万感を込めたのかと思いますが、ここでは、「…

是誰庵日記>うつくし

今日、近所の工務店の親子に、かねてからお願いしていた南側の6畳間に箪笥代わりの、大きな棚を作ってもらいました(そのほかに、玄関に作り付けの簡単な下駄箱も~箱というより棚ですが・・・)。 私は、以前にもブログに書きましたが、貧乏な割には、所持…

人生は夢>還暦おばんの仏教談義―181

ちょっと立て続けにブログを書いてしまいまして、「読みにくいなぁ」とお思いの方、すみません。 最近ずっと気になっているキーワード<人生は夢>について書きます(書いておかないと気になって落ち着かないから~笑)。 普通<人生は夢>なんて言うと、「…

是誰庵日記>日本はドイツやフランスを・・・

先ほどインターネットを見ていたら、「インド外相、日本の歴史(観)に批判」とありました。 私、日本生まれの台湾人としても、日頃から、そう思います。 まず、今の日本の人は、過去に台湾(や朝鮮・旧満州)を植民地にしたことも知らないし、植民地の人間…

是誰庵日記>長尾和宏と中村仁一

私のブログの読者は、ほぼ全員私の友人で、ゆえに、みなさん優に60歳は超えている。 で、会えば話題は「どうやって死のうかな」そればかり(笑)。 そういう私も、今現在は一人暮らしで、いつ呆けるか、いつ足腰が立たなくなるか。そればかり心配していま…

是誰庵日記>下ネタ雑談

今日は、ちょっとお下品な雑談(横で、パオ・セヤドーのCD、朝のお経が流れているんだけど・・・ま、いいかぁ~笑)。 この間、「これから年取って、病院にお世話になる事が多くなるけれど、(綺麗な)ショーツが足りないな」と思い、オークションで<骨盤シ…

是誰庵日記>玉ちゃん

私の子供の時の愛称が玉ちゃん。 ここ Y町 の駅前商店街に、<玉ちゃん>という居酒屋があると人から聞いて以来、<玉ちゃん繋がり>で、ずっと気になっていた(正確には<居酒屋・玉>らしいけれど、地元の人は皆<玉ちゃん>と呼んでいる)。 私は夜出歩く…

是誰庵日記>開かずの店

ここ Y 町には、郵便局が2軒あります。一つが本局で、一つが簡易郵便局です。 この本局の真ん前に、窓に<釣り道具・木工製品売ります>と書いた張り紙を張り付けた店があります。 木工製品に目のない私、「どれどれ、何かいいものないかな?」と思うのです…

今日のトレトレ>極細うどんの釜揚げ

二日前に、中力粉をホームベーカリーに放り込んで、うどん種を練っておきました。 昨日は、その中から70g程を切り取って、麺棒で広げて、包丁で細長く切ってゆがいて、九州特産の「あごだし」汁で食べましたが、あまりおいしくありませんでした。 多分、…

痛みの観察とその応用>還暦おばんの仏教談義―179

お正月早々縁起でもないので、去年の年末から始まった胃痛の話を控えていたけれど、もう1月4日なので、<日常に戻った>ということで、ちょっと書いてみます。 胃痛が一か月ほど続いたので、年末に、近所の総合病院 I 病院に行って検査した所、胃痛の原因…

今日のトレトレ>半額商品

食事に関しては、独居老人というのは、本当につまらない。 定番のお節を作っても、どうせ誰も食べないし・・・。 で、もうごくごく普通の献立で元日、二日目と過ごし、今日3日目。 水中運動の帰りにスーパーに寄ってみた。 ありました~~、正月用で、売れ…

是誰庵日記>ブッダガヤ

去年の11月ごろ、次男と大喧嘩した。 私が電話で、フリーカメラマンの彼に、人生の役に立つアイデアを、彼に良かれと思って、色々アドバイスしてあげていた時、あろうことか、彼「お母ちゃんはうるさい」とのたもうた。 これに私は大大大激怒して、メール…

今日のトレトレ>うどん種その他

今日は元日。誰からも電話は掛ってこず、こちらから訪問すべき家もない(皆さん、親戚同士、お節で一杯・・・なのでしょう。私はこの村ではよそ者ですから、「おめでとうさん」と挨拶に行くわけにも・・・)。 温泉館も休館だし、三が日の食べ物は揃っている…

是誰庵日記>初夢ならぬ・・・

大晦日の夜は早めに床に入りました(昼間、張り切って部屋の模様替えして疲れました)。 年越しの源流太鼓は、床の中で聞きました(いやぁ、なかなかの迫力。これ、男衆がふんどし一丁で叩いてんの?やっぱり、足を運んで見ておくべきだったかったなぁ~笑)…

是誰庵日記>今年の抱負

皆様あけましておめでとうございます。 ある星占い師のブログを読むと、今年は「愛の年」なのだそうです(表面的には軍事行動のような、きな臭い話があっても、誰もついてこなくて、長続きしない、みたいな・・・)。 私、今年は <枯淡> を目指そうかな、…