2016-08-13から1日間の記事一覧
如何にして出離波羅蜜を修習するのか? 前述したように、出離波羅蜜とは、大悲心と方法善巧智を基礎として、欲界と生命界を離脱したいと願う心と心所の事である。 その前提は、欲楽と生命界への不円満によって、嫌悪と恐怖智を感じることである。 ゆえに、菩…
先ほど、インターネットで注文しておいたCD ラジカセが届きました。 タイやビルマでもらった、お経のCDを聞く ためです。 さっそく、タイでいただいたお経のCDを セットしてみました。 なつかしいなぁ、タイ語のお経。 タイは早くから仏教を受け入れたために…
最近、日本で開催される瞑想会などに出席するようになって、「あなたはどういう動機で仏教徒になったのですか?」と聞かれる事が、たまにあります(私は、一番最初はタイで修行し、次がビルマ、その後台湾を経由して、晩年になって、今は日本のパオ系の瞑想…
<ごはんが進む君>ってなんでしたっけ? ふりかけでしたっけ?海苔の佃煮でしたっけ? TVみないので、忘れてしまいました。 連日暑いので、翻訳が進む君・・・。 早朝、ものの一時間ほど庭に出て、バラの苗木に ニームなどの天然の防虫剤など撒いていると、…
現今、外国語で書かれた仏教書や雑誌(小、大乗仏教ともに)が多く刊行されていて、各宗派ともそれぞれの観点に基づいて、言論の発表を行っているが、最も人をして論争に向かわせているのは、やはり「無我観」である。 大乗仏教は、これまで常に主導的な演者…
「自我」ありと「無我」の論争の拡大 前述の通り、「無我」は仏教の本質であり、仏法の心臓であるがごとくに重要であり、どのような時代であっても、どのような地域・場所にあっても、それは、思想家及び苦痛から解脱したいと願う人々が最も愛する命題であっ…
彼は、信心(=確信)のない人が信心を持てるように、怠惰な人が精進力を育成するように、正念のない人が正念を育成するように、浮つきと憂慮の多い人が定力を育成するように、また、愚かで無知で、頭がぼんやりしている人が智慧を育成するよう、奮闘努力、…