2016-10-31から1日間の記事一覧
上記のように、正念の保持に努め、常々、ひと時でも息に安んじる事のできる人は、引き続きそのように正念を保持し続け、正念を持続する時間を、一分から二分、次には5分、10分、半時間乃至一時間以上、徐々に伸ばしていけばよい。 依然として妄想が紛々とし…
禅の修行者は、まるで傍観者の如くに、息の自然な様を、静かに鑑賞するだけでよく、それに干渉してはならない。 息は、時には粗く、時には細く、時には長く、時には短く、時には各種の異なる状態を呈する。 これらは皆、自然な現象である。 修行者は、ただ正…
次に、心をリラックスさせて、自分が座禅・瞑想しているのだという気持ちを、持たないようにする。そして、自分は、心と身体を休息させているのだ、と思うようにする。 一時的に、一切の負担を下に降ろし、心の中の一切の心配事を、一時的に放り出し、紛々と…