Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2017-01-24から1日間の記事一覧

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-45

へそをもって、始まりであると言うのは、その起点を言うのであって、それの始まる、時間を言うのではない。 というのも、実際、息を構成する微小粒子の生起は、へそから、鼻の先端までの息全体において、生じているからである; それらがどこで生起しようと…

★「目の中の塵」(翻訳文)1-2

仏陀は言う: 「私は、私の弟子たちにも、同じ方法を使います。」 凱希は、非常に驚いて、尋ねた: 「あなた様は、沙門であり、仏陀であり、覚者であり、隠者であるのに、弟子があなた様の指導に従わないという理由で、彼らを殺してしまうのですか?」 仏陀…

★「目の中の塵」(翻訳文)1-1

第一章 調教師 仏陀の時代に、ある一人の有名な馬の調教師がいて、名を凱希と言った。 ある日、彼は仏陀に言った。 彼が馬を調教する時、四種類の異なる調教の方式がある。 第一番目は、馬に(+教えたい内容を)ただ告げるだけで、その後、足を使って命令す…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-44

7-6-1 始まり、中間と最後 へそは、外に向かって流れる気の始まりであり、心はその中間で、鼻先は、最後に当たる。 鼻先は、内に向かって流れる気の始まりであり、心はその中間で、へそは最後に当たる。 もし、彼がこのように(+息に)付き従うならば、彼の…