Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2017-09-09から1日間の記事一覧

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)3-1

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 第一章 在家ーー浮世の歳月 生在這個世界、 (この世界に生まれて 我們很重視消逝的 我々は去りゆく 毎一天、毎一月、毎一年、 月日を惜しみ 珍惜自己和別人的生命、 己と他人の命を惜しむ。 因此心総是巻入憂苦…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)2-9

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 仏教界において、禅定に精通する比丘の僧侶たちは、文化の偏向の影響を受けない。 彼らは、真正に修行する八戒修行女は、深い境地を証得することができる、と肯っている。 実際、女性たちは仏法に対して、非常に…

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)2-8

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> メーチ・ケーウは、田舎の女性である。 彼女は、タイの東北部の普通の農村で、簡素で素朴な生活を送っていたが、苦悩を滅し去るために、幾重にも重なる、多くの困難を克服して、家を離れて、仏陀の聖道を追い求め…

是誰庵のひとやすみ~明鏡止水

先ほど、パオ・セヤドーの「顕正法蔵」(No.5-82)を翻訳していましたら、「明鏡止水」という言葉が出てきました。 私、68歳にして、ようやく、この言葉の本当の意味を知りました(イヤ、遅い!遅すぎる!けど、知らないよりは、よかったゾ!)。 我々の心臓…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)5-82

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 有分心を検査する時、毎回、ただ何秒か検査する事ができるだけである。 もし、検査の時間が、1、2分という長さに達すると、あなたは心臓に痛みを感じるに違いないし、定力も減退する。 故に、一回ごとの検査に…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)5-81

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 有分心は明るい光を生じさせる事ができるものの、しかし、有分心自体は心であり、光ではない。 有分心は、多くの心生色聚を生む事ができるが、これらの色聚の中の色彩は、明るい。 これらの心生色聚の火界は、多…