Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2017-10-29から1日間の記事一覧

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」5-119(117/431)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (九)禅捨とは、最も上等な楽でさえも、偏しない事。この事は、以下のように形容する事ができる: 「彼は捨に安住する。」(《長部》;《法聚論》) (十)遍浄捨とは、一切の障礙から浄化される事。障礙の止息…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」5-118

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (六)受捨は、不苦不楽受であり、これは以下のように形容する事ができる: 「捨具欲界善心が生起した時。」(《法聚論》) (七)観捨は、観智によって諸行の相を観照した後、観照した所の諸行の相に対して、中…

「身念処」1-37

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 1-4-4 苦諦 我々(の心身)が存在する限り、(+人は)常に、苦を受けねばならない。 これがすなわち、苦諦である。 そして、苦諦は、対処法がない。(苦々と行苦だけが、対処できる。) 心身は、いついかなる時…