Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2018-04-26から1日間の記事一覧

FDC資料「37道品ハンドブック」6-11 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) ただし、もし、これらの人々が、「正念」の中のどれか一つの項目において、たとえば、「出入息念」において安立する事ができたならば、そし…

FDC資料「37道品ハンドブック」6-10 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) これらの未了の修行者は、無知が原因で、禅の修行を通して、五力を開発する事ができない。 そして、その為に、仏法の初歩的段階、たとえば…

FDC資料「37道品ハンドブック」6-9 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) しかし、一人の、(+牛飼いの専門知識を持つ)巧みな主人は、この牛王を、その他の牡牛と分離して、牛王を特別な牛舎に入れる。 この主人…

FDC資料「37道品ハンドブック」6-8 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) 「如意足」、「根」、「力」等の機能・働きを理解しない修行者は、なぜ、彼らの「欲望」が脆弱であるのか、また、それら(+に起因する問題…

FDC資料「37道品ハンドブック」6-7 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です) ある種の人々は、前の三種類の力は非常に強い。故に、「身念住」において安立する事ができる。 彼らは、呼気・吸気の観察や、身体の骨格を…

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』6-2

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> どのように理解すれば良いのか? 舌門心路過程を例にして説明する。 舌は、味を所縁として取る。 味が、舌浄色(舌根)を撃つとき、舌識が生起する。 舌識の生起は、所縁縁を通して、(+生起するの)である。 舌…