Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2019-01-25から1日間の記事一覧

翻訳『禅修指南』(3-37)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 次に、(座禅堂の中において)あなたの前に座っている禅修行者の 32身体部分を、修習の(+対象として)転換する。 迅速に、頭髪から尿へと照見する。 もし、この様に外観をすることができたならば、己自身の 32…

翻訳『禅修指南』(3-36)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> その後、逐一、グループ毎に観察する。 もし、グループ毎の、身体の 32の部分の照見に成功したならば、次には、同時に 32の身体部分すべてを、遍観できる様に、修習する。 すなわち、頭髪から尿まで、次には、尿…

翻訳『禅修指南』(3-35)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (20/560) 《身至念(32身分)》 《増支部・三集・10-5掬塩品・11-相経》(Aṅguttara Nikāya、Tika Nipāta、10-5 Loṇakapallavagga、11-Nimitta Sutta)において、仏陀は、止禅心と観禅心の二者共に、明るい光が…

翻訳『禅修指南』(3-34)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《定の修習におけるその他の法門》 前書き 安般念を修行して、第四禅に到達する方法は、すでに解説を終えた。 禅修行者が安般念によって第四禅に到達し、かつ五自在の修習に成功した後、禅定の光が明るく輝き、光…