Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2021-05-04から1日間の記事一覧

般若の独り言~本日の昼食

先日買っておいたサヤエンドウ、笊に入れたまま忘れていて、少し古くなりました・・・かき揚げの種にしましょう・・・ サヤエンドウだけでは足りませんので、庭に出て、野三つ葉、ヨモギ、山椒の新芽、ウドなど、取ってきます。新玉ねぎは、買ったのがありま…

翻訳『親知実見』#33-41

如何にして心生色法を識別するか 本講話の中の「はじめに」で説明<注206>した様に、結生心を除いて、一つひとつの、心処色に依存して生起した所の心識は、皆等しく、大量の心生食素八法聚(cittaja ojaṭṭamaka kalāpa)を生じせしめる。それらは非明浄で、…

般若の独り言~アビダンマは難しい

私が、パーリ仏教(原始仏教)、アビダンマ関連の著書を翻訳する時(多くは、パオ・セヤドーの著書ですが)、 色聚とか色法、心基、意門、有分心、有分断、 12処(アーヤタナ)等の言葉に触れると、何だかドキドキ、わくわくして、嬉しい・・・のではありま…

翻訳『親知実見』#Knowing and Seeing #33-40

今、我々は、目を例にして、この54種類の色法を見てみようと思う。目の中には、合計6種類の色聚があり、あなたは、先ほど、前の3種類の色聚、合計30種類の色法を識別し、また分析した: 1)眼10法聚<注204>(cakkhu-dasaka kalāpa):色彩に対して敏感であ…

翻訳『親知実見』#33-39

目の中の54種類の色法 これまで、我々は、すでに、三種類の基本的な色聚について説明してきた: 1)六種類の感官(目、耳、鼻、舌、身体と心臓)の中の10法聚; 2)命根9法聚; 3)八法聚。 我々は、すでに、目、鼻、耳、舌と心臓の中の、それぞれに存在する…