Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2022-01-08から1日間の記事一覧

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-131)(私家版)

四個の無色界果報心 1、空無辺処果報心 2、識無辺処果報心 3、無所有処果報心 4、非想非非想処果報心 (3-132につづく) <願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-18)(私家版)

僧人は、財や富は少なくても、全くもって、貧困とは言えない。というのも、優秀な品質(=優秀な仁徳)によって、(心が)豊かに満たされているが故に。 バーラナシー王勝敵(Arindama)は、感官の欲楽に脳天を直撃された時、一人のパーチェカ仏が、宮廷の園…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-17)(私家版)

出家の楽は、財と物の減少と共に、増加し、(所有する)物品が増えれば、却って、沙門の快楽(楽しさ)が損なわれる。 彼は、今現在の与えられた物に満足する事を学ばなければならない。この様にして初めて、出家の楽を体験する事ができる。これは僧人にとっ…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-16)(私家版)

もし、出家した後で、この様な享楽(的な)出家者を見て、羨ましく思い、同じ様な享受を受けたいと希望するならば、横道に逸れてしまう。 もし、これらの資具を得られない事でもって、失望して、利益(利養)を追求する方へ努力するならば、この種の僧人もま…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-15)(私家版)

ある種の僧人は、都会に住んで、住むところは、広く、精緻で、装飾は美しく、内部には高級な机、椅子を置いている; 彼らは美食を楽しみ、信徒に礼拝され、出かける時は、高級車に乗り、地位が高く赫赫として、多くの侍者が左右に侍る; またある種の僧人は…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-14)(私家版)

我々の菩薩は、かつて、名を梵授(Brahmadatta)と言う国王であり、バーラーナシー(Bārānasī)を統治していた。 彼は、パーチェカ仏から法を学び、それ以降、感官の欲楽を追い求める事から遠く離れ、部屋で座禅する事に専念した。 その時、愉悦が湧き上がり…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-13)(私家版)

貪欲がどれほど減少したか、出家の楽は、その分だけ増加する。 国王マハーカッピナは、剃髪得度した後、どこへ行っても、常に ”楽しい。楽しい。 楽し過ぎる! 楽し過ぎる!” と感嘆した。 この様な、喜びに満ちた感嘆は、出家する事が、国王である事よりも…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-12)(私家版)

彼らは、煩悩に対して、すでに、軽減しているか、または完全に勝利している。 彼らは、崇高な理念を擁している。 愚かな人は、煩悩に覆われ、たとえ出家したとしても、僧人の楽趣を体験する事はできないし、また、出家の楽とは何であるかを、理解する事も出…

般若の独り言~虹君は破壊王?

虹君(トイプードル。元保護犬。2歳半)が来てから、 4か月。 彼を引き取りに行くと、裸で渡されました。 裸とは、すなわち、首輪も胴輪もしていなかったのです。 もちろん、リードもなし・・・(注1)。 「えっ、初対面のワンちゃん、素で受け取るの?」 …