Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2023-03-02から1日間の記事一覧

翻訳(中→日)<実用アビダンマ><17ー1>【127/360】(私家版)

第三章 雑項の概要 心の自性に基づいて、我々は、53個の相応の法を分析した。一個の心に、52個の心所を加え(て説明してきたが、ここでは)89種の心に対して、受、因、作用、門、所縁および六種類の依処に関しての分析をする。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(16ー15)(私家版)

思心所自体が業を成す者で、受心所が果報を受け取っているのである。 故に「思」自体が業造者、「受」は報いを受ける者、ということになる。 この二種類の心所以外に、別途、人が業を成しているということはなく、報いを受ける人、というのも存在しない。