Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2023-03-19から1日間の記事一覧

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(18ー8)(私家版)

ひとたび苦受に執着しなくなったならば、瞋恨は、受と共に生起することはない。というのも、瞋恨は苦受の中において潜伏するが故に。なお、貪愛は楽受の中において潜伏する。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(18ー7)(私家版)

受は因縁の法である。それは「触」を因として生起する。 故に、受は、根本的に元々から、我、我のものではないのである。 この様に知るならば、我執を放下することができる。。。 受を我、我のものと思う時、我執は生じる。