最近、数名の方から、Punnya−nanda大長老に関するお問い合わせがありましたので、お知らせします。 Punnya−nanda大長老の近々の訪日はありません……少々落ち着いたとは言え、コロナ禍あり、ミャンマーの政変ありで、近々に日本にお招きするのは難しいかと思い…
(3)悦受:純粋に、精神的な方面、心の悦受を指す。その特徴は、喜ばし所縁の体験。現起(現象)は、内心の愉悦の状態。近因は、軽安。
(2)苦受:特徴は、喜ばしく無い触所縁の体験。作用は、相応の法の減衰。現起は、身体が痛苦に遭うこと。近因は身根。例えば、人が病気になると、心の中において苦受が生じる、など。苦受は相応の名法を減衰させる。相応の名法は、そのために、エネルギー…
裏の雑木林の開けた場所に、今年もふきのとうが出ました。。。。 隣家のご夫婦は、町に住む孫の分まで<ふきのとう味噌>を作りますから、毎年ふきのとうを沢山必要としています。。。。。 その前に、そろりと私は、一人分、摘ませて頂きました。。。。。 お…
(1)楽受:特徴は、喜ばしい触所縁を体験すること。作用は、相応の法を増長させること。現起(現象)は、身体の楽しさ。近因は、身根(即ち身浄色)。一個の喜ばしい所縁が、身根に衝撃するとき、楽受が生じるが、この種の楽受は、相応の法全体を帯動して…
2600年前、ゴータマ仏陀生存の時、仏陀がお話された法(仏教的観点からの真理)は、仏陀涅槃の後、少しづつ変質して行きます。。。 特にシルクロードを経て、中国へ向かった仏教(北伝仏教)は、大乗仏教として、、 【遠い未来に仏陀になるための訓練・…
2.五分法 受を「根」に基づいて分析するならば、五種類に分ける事が出来る。楽、苦、悦、憂、不苦不楽受(捨受)である。楽受は、身体の楽受を言う。苦受は、身体の苦受である。
aki様、コメントを頂き、ありがとうございます。内容が現行の政治状況に関するものでしたので、掲載は割愛させて頂きます。 誰でも戦争は嫌ですし、強権にもうんざり、人種差別、女性差別、貧困の拡大なども、悲しいものです。 ただ私個人は、これらを声高に…
1.三分法 「感受」をただ単純に分析するならば、受は、三種類に分類することが出来る。それは、苦、楽、不苦不楽受である。三分法の中において、楽は「身体の楽受」と「心の楽受または悦受」の二者が含まれる。苦受は「身体の苦受」と「心の苦受または憂受…
何か(食べ物)を食べてそれがとても甘いとして、それは、受が、甘さを体験しているのであって、私が、体験しているのではない。この一個の心は、必ず、ある種の受と相応するため、心を分類するとき、受は重要なファクターとなる。この章においては、全ての…
今世間を騒がせている<ルフィー一味>の事件を見ていて、彼らはなぜ慎ましく生きる事ができないのか?と残念に思います。 私達、原始仏教の出家者はみな独身で、一鉢三衣、それ以外は所有せず、雨安居の時期はお寺に留まって修行し、それ以外の時期は遊行す…
味を味わうのは、私、ではないのであるが、多くの人々は、受を一個の我(が存在している)と思いなして、己自身が、それを体験しているのだと思ってしまう。
この度、ルフィーという暗号名で、悪事を働いていた人たちが逮捕されました。 詐欺、強盗、殺人で、60億集めたそうですが、一体何に使うと言うのでしようか? ゴータマ仏陀は「世界は燃えている」と言いました。 世界とは【人間の心】のことですから、人間…
✜受の概要✜ ■受の分析 受は、遍一切心心所の内の一つである。その作用は味を体験すること。目標の内の一つである所の、「味」を受用する作用を擁している。
✜受の概要✜ ■受の分析 受は、遍一切心心所の内の一つである。その作用は味を体験すること。目標の内の一つである所の、「味」を受用する作用を擁している。
✜受の概要✜ ■受の分析 受は、遍一切心心所の内の一つである。その作用は味を体験すること。目標の内の一つである所の、「味」を受用する作用を擁している。
89種の心は、全体でもって一法または一種の究極法として、見做される。というのも、それらは、同じ特徴ーー即ち目標(所縁)を識知するという特徴を持っているからである。そして52個の心所法は個別の法として見做される。というのもそれらは異なる特徴…
第三章 雑項の概要 心の自性に基づいて、我々は、53個の相応の法を分析した。一個の心に、52個の心所を加え(て説明してきたが、ここでは)89種の心に対して、受、因、作用、門、所縁および六種類の依処に関しての分析をする。
思心所自体が業を成す者で、受心所が果報を受け取っているのである。 故に「思」自体が業造者、「受」は報いを受ける者、ということになる。 この二種類の心所以外に、別途、人が業を成しているということはなく、報いを受ける人、というのも存在しない。
覚音尊者は、上座部の偉大な論師であるが、彼は《清浄道論》の中において、以下の様に言う:「業の作者はいない。異熟の受者もいない。、ただ、諸々の法の転起に過ぎない。これは正しい見解である。」ある人が私に問うた。今日のダンマトークは、以前に学ん…
■業のみ存在し、業造者(業を造る者)はいない 漫長な輪廻の中において、我々は、絶え間なく善悪の業を成し、業を成した後に、果報を残すことになる。この漫長な輪廻の中において、誰が業を成しているのか?誰が果報を受け取っているのか?一箇の、永遠で恒…
■業のみ存在し、業造者(業を造る者)はいない未完
意門転向、遍作、近行、随順はすべて、行法の無常、苦、無我の三相の内の一つを所縁にとるもので、欲界心である。 種姓は、出世間心ではなく、欲界心である。それは、涅槃を所縁に取るものの、煩悩を断ち切ることは出来ない。 道、果は出世間心である。 故に…
次に、初めて道果(ソータパナ)を証したときを例にして、説明する。ソータパナ道心の心路過程は以下の通り: 波・断・意・遍・近・随・種・道・果・果樹・有分心……1.有分波動。2.有分断。3.意門転向。4.遍作。5.近行。6.随順。7.種姓。8.道…
八正道の中の正見は慧心所、正思惟は尋心所、正精進は精進心所、正念は念心所、正定は一境性心所である。故にソータパナ道心は、八正道を同時に展開すると、言われる。上の事から、36個の心所がある(ことがわかる)。その上で、ソータパナ道心には、37…
34ー36.正語、正業、正命:八正道の中の3個である正語、正業、正命は、それぞれ言葉による悪行、身体による悪行、および邪命へ傾かんとするとき、それを断じ除くことを執行する。三者は、出世間心においては、同時に生起する。
33.無痴:無痴とは即ち智慧のことである。この一刻において四聖諦を徹底的に知ること、一番目は、苦諦を知り、二番目に集諦を除き、三番目に滅諦を体験し、四番目に道諦を展開する。こうしたことから、無痴というこの智慧は、ソータパナ道心を証悟した時…
21ー32.身軽安、心軽安、身軽性、心軽快性、身柔軟性、心柔軟性、身適業性、心適業性、身練達性、心練達性、身正直性、心正直性:この19個の遍一切美心は、必ず善心と共に生起し、全て涅槃を所縁に取る。
16ー17.慚愧:両者は、(人が)涅槃を証悟したならば、もはや、悪を成そうという欲望がなくなるという、その様な一種の心の状態。18.無貪:涅槃を己のものであるとして、執着しないこと。19.無瞋:涅槃に対する一種の慈愛の態度。涅槃に対して反…
13.欲:涅槃わ獲得したいと思う。14.信:涅槃に対して確信がある。15.念:相応名法をして、涅槃を忘れないこと。