先日ちょっとしたきっかけで知り合った観光客が「え~~!一人で住んでいるのですか?」「寂しくないですか?」と何度も聞いてきました。
著書『ひとり』の著者の加島祥造さんは「一人住いは孤独ではないけど、たまには誰かとお茶など飲みたい」と言っています。
私は、この Y町が 名にし負う観光地であるからか、一人で暮らしても、余り寂しさを感じない。ただ、ここへ来て2年半になりますが、友達(親友)は出来ませんね。還暦過ぎた女性が、今更、<心の友>など難しいでしょう。似た年齢の人はいるけれど、過去の経歴、家庭の背景が違うので、話をしていても同床異夢みたいで、親友になるのは無理みたい(日本は、人を家に招かなくなったから、友情を育てると言っても、せいぜいカフェに行ってお茶するくらいだし・・・)。
朝は水中運動、家に戻って畑(下手で、余りしないけど)、オハナの散歩とモモナチャンの放鳥、気が向いたらヴァイオリンを弾いて、週一回謡曲習って・・・。私は、機関銃のようにしゃべるから、根っからのおしゃべりだと思われているけれど、子供の時はいるかいないか分からないほど大人しい子供だったし、今でも、10日瞑想会に行けば、ずっと沈黙していても苦になりません(日課として朝夕パオ式瞑想をするし、一か月くらいなら、しゃべらなくても大丈夫だなぁ。ただ、家に帰って来た時に生き物の気配がなく、家全体がシ~~ンとしているのは苦手)。
この二年間で、孤独に強い事は分かったけれど、心配なのは、死ぬ時に取り乱さないか、という事。私、病気には滅法弱いんです(苦笑)。。