Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

ユーモアの心>還暦おばんの仏教談義―174

今日も楽しく水中運動!!(左足の浮腫が腫れるのがいやで、毎日頑張っています)。

で、先日、「貴女、私みたいにふっくらした素敵な体型になりなさいよ!」と私に意見した、私から見ると痩せぎすで、結構格好悪い<鶏のガラ子さん>と、プールで会ったら、どんな会話をしようかな、とちょっと考えました。

まず、自分は仏教徒で、修行もしているのだから、仏教的な対応、大人の対応を試されているのだ、という自覚が自分にはありました。彼女のあの発言は、自分の体型を侮辱されたようで、腹は立つけど、この一件、自分の内部でどのように昇華させるか、という事ですね。

ここで仏教の智慧、自分も卑屈にならず、かつ、ガラ子さんを攻撃しない、そういう対応を・・・。

で、私「あら~~、〇〇子さん、おはよう!!私、貴女みたいに、ふっくらした素敵な体型になりたいのだけれど、浮腫担当の主治医が、塩分禁止、油脂禁止、過食禁止って、それはキツイ事いうのよ。上半身ふっくら素敵になった暁に、下半身もふっくら、浮腫が出たら主治医に叱られるから・・・、私、やっぱりこのまま、いけてない体型でいいわ~~。浮腫って怖いんだもの~~」と言ってやりました。

彼女がこれを皮肉と聞いたかどうかは、分かりませんが、それはどうでもいい事です (笑)。

私はこれまで、性格的に直球タイプで、嫌な事を言われると、どうやって自分の正当性を主張しようか、どうやって相手をぎゃふんと言わせてやろうか、そればかり考えていましたが、本当は、自分も相手も同時に救われる、<ユーモアの心>があると一番いいのですよね。

これからは、ユーモアの心、磨きます。

(ちなみに私は、還暦すぎたおばさん、おじさんが体型の事を気にしすぎる風潮を苦々しく思っています。私はバックシャンと人に言われますが、それが嬉しいという事はありません~勿論、ほめられて、嫌という事はありませんが・・・、我々、棺桶に片足突っ込んでいる老人には、体型よりももっと大事な事があるのですから・・・。勿論、プロポーションも良く心身ともに健康なら、それはそれでおめでたい事だと思いますが、そんなにプロポーション気にして、孫娘と競争してどうするの?って感じです)。