2014-01-07 是誰庵日記>長尾和宏と中村仁一 医療・病気 私のブログの読者は、ほぼ全員私の友人で、ゆえに、みなさん優に60歳は超えている。 で、会えば話題は「どうやって死のうかな」そればかり(笑)。 そういう私も、今現在は一人暮らしで、いつ呆けるか、いつ足腰が立たなくなるか。そればかり心配しています(苦笑)。 で、最近胃腸の具合が悪いので「癌と戦うな」で有名になった近藤誠氏の事を思い出したのだけれど、それでインターネットを検索していると、近藤氏に反対の意見の人に出会った。 その人は長尾和宏氏で、尼崎の町医者。 彼によると、「近藤氏が<最近の病院は、癌患者の希望しない治療、特に抗がん剤の使用で患者を弱らせている云々>と言っているのは、少しの真理は含むけれども(そして、抗がん剤のせいで死んでいった癌患者の遺族に勇気を与えた面はあるけれども)、はやり医学的に見て不合理な点が多すぎる」のだそうです。 私も、いくら<がんもどき理論>を言われても、いざ自分が癌になった時、それを放置する勇気はないので、長尾氏に軍配を上げて、彼の著書「抗がん剤の10のやめどき」を図書館で借りて読もうと思っています(アマゾンで賛否両論あったので、まずは、買わずに、借りて読みます)。 ただ、長尾氏が絶賛している中村仁一先生は、アマゾンでも賛成意見が多かったので、彼の本を取り寄せてみました。 今、アマゾンから本が届いたので、今年の正月最初に読む本は、中村先生の<「治る」ことをあきらめる「死に方上手」のすすめ>になりました。 帯に<大往生したければ癌がうってつけ>とあります。まだ中を読んでいない内に皆様に紹介するのは、この帯に惚れたからです(笑)。 読んだら、感想を書きます。その時はよろしく。