2014-01-15 65歳の仏教修行報告書(1)>はじめに・・・ 私が「大きくなったらお釈迦様の事を勉強しよう!」と思ったのは、5歳の時でした。「大きくなったら緬甸に行く!(目的も理由もよく分からないけれど)」と思ったのは10歳の時でした。15歳で禅宗で出家しようとし(未遂)、30過ぎにタイの日本人僧侶を先生と仰いで20年間、彼から仏教を学び、その後、台湾で出会った「智慧の光」(パオセヤドー著)の本に魅かれて、本当に緬甸はモーラメンまで出かけて、55歳の時に2年間、尼僧をやりました。10歳の決意は45年の歳月を経て、本当に実現した、という訳です。 50歳の時、私は子宮がんの手術をしましたが、抗がん剤治療を拒否して退院、その後、地橋秀雄先生の瞑想合宿に連続参加し、次にタイの森林寺院に沈潜して修行に打ち込みました。緬甸モーラメンのパオ森林寺院での2年間を含むこの15年間は、主婦業の傍ら、修行にあけくれた毎日だった、と言えます。 今日は1月15日、5のつく日は私の縁日でもあります。 今日から、私の15年間の修行体験を書いてみようかと思います。 浅学につき、どれほど上手く表現できるか分かりませんが、修行人生もそれほど悪くない、という物語になるかと思います。