Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵日記>捨離断とは違うけど・・・

巷には<捨離断>という言葉がはやっています。確かに、高度成長期を

過ごしてきた我々団塊の世代は、その財力に任せて、本当に色々なもの

を買いすぎている感じがします(私は貧乏な方だけど、それでも100

均で買ったものが家中にワンサカ~笑)。だから、「捨てなさいよ~」と

言われるのもごもっとも。

ただ、我が家を見渡してみるに、まだまだ使えるものは捨てられない

(貧乏人はどうしても「これ捨てた後で必要になるかも?」と思うと

捨てられないのですよね~苦笑)。で、困っていたのは塩、砂糖、豆類、

調味料等の買い置き品の置き場所、居間の畳の上に直置きしている PC 

の類、二階をお客さんの寝室専用にしたのはいいのだけれど、押入れが

小さい為に溢れ出た毛布とシーツの山・・・。

で、大工さんに頼んで作り付けの棚を作ってもらいました(市販の

箪笥類を買うのは選択肢にない)。ちょうどお風呂場に入る踏込の脇に

半間の壁が空いていたので、そこにぴったりはまるように棚を作って

もらいました。風呂場への通路でもあるので、棚は奥行き8cmの

極細、隙間家具風に(1*4使用)。そこに細い目、小さ目の瓶入り

調味料や、万一落ちても支障のない粉類、豆類などを収納。

これで台所がだいぶ片付きました。

居間には180cmの1*4を15本使って、180*180の棚、

奥行き30cmで、3段のものを仕立ててもらいました。一番下は

座って PC が打てるような座卓の高さ、二段目は椅子に座って 

PC が打てる机の高さ、ここにはプリンターとモモチャンの大型の

鳥かごを置くので、高さに余裕を取って80cm、最上段(3段目)

は本棚に・・・、これで居間もすっきりしましたし、すぐに読みたい

本を手元~と言っても頭の上だけど~置いておくこともできるように

なりました。

二階には同じく1*4を使って幅90cm、奥行き45cmの棚、

毛布、シーツの収納用なので棚一段は60cmの高さにして二段作り、

トップを入れると3段に物が収納できるようにしました(一番下は

60cm高空いていて、お客様のスーツケースなどが入ります)。

材料費は、一本200円の1*4が35本で、7000円。大工さんに

払うのは日当だけです。大工さんに丸投げすると高くなりますが、材料

を自分で準備すると、自分の必要に合わせた家具がとても安く作れます。

もっとも、今回、1*4をバーゲンの投げ売りで買ったので、半分くら

いは微妙に曲がっていて(乾燥する途中で曲がってしまった不良品、

専門用語で<暴れ>というみたいです)、大工さんが「これも使えない、

あれも使えない」と泣いていました。短く切って使う分には少々曲がって

いてもいいのですが、180cmまるまる、そのまま柱に使う場合は、

曲がっているとても困るのだとか・・・それでも何とか希望の寸法に

作ってくれました。ありがとうございました、M工務店さん。