Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵雑談>令政策氏の思い出

今日、インターネットを見ていたら、「中国高級官僚の親ばかぶり」という記事があったのでクリックしてみました。

そこに<令計画氏>の名前とその息子への親ばかぶりが・・・。

私は令計画氏は知らないのですが、計画というちょっと変わった名前から、令政策氏と関係があるだろうという事は、すぐにピンときました。

令政策氏は、私がフリーの通訳をしていた時に、十日間ほど、随行して一緒に日本を回ったことがあります。

その時、私が「令ってあまり聞かない苗字ですけど、唐の時代の将軍令狐氏と関係がありますか?」と尋ねたところ、「私たちはその令狐将軍の末裔です」「貴女、よく令狐将軍の事をご存じで・・・」。私「えっ~~!!教科書で習った歴史的有名人の子孫って本当にいるんだ!!」「中国4000年の歴史ってすごいな」って思いました(もっとも孔子の末裔だって、今も続いているんですものね)。

今、令政策氏の弟の令計画氏が、汚職か何かで追及されているようです。お兄さんにもとばっちりがいくのでしょうか?

中国は家族の一人が失脚すると、一族郎党皆失脚しますから、ちょっと怖いです(ちなみに、令氏兄弟は、両親から令路線、令政策、令計画、令完成とか、中国の躍進時代を彷彿させる名前を貰っていますが、あのころは、中国も建国の希望に燃えていたのだなぁと感慨深く、また世の儚さ、政治の残酷さを垣間見て、心が萎えてしまいそうです)。。

令政策さんは私に「もし中国に帰りたくなったら、山西省においでなさい。定住できるよう、いい家を見つけてあげるから」と言ってくれたのですが・・・、私は「山西省は寒すぎる」と言ってお断りしました(彼、ちょっとムッとしていましたね、高級官僚の申し出を袖にしたからでしょうかね)。

令政策さん、どうか御無事で。

閑話休題。。。。