是誰庵仏教談義~15>川崎中一殺害遺棄事件によせて
今、新聞の紙面でみない日がない <川崎中一殺害遺棄事件>(TVは持っていないので)。
インターネットでも、誰が悪い、イヤ悪くないと色々取りざたされています。
未だ事件の真相が分からない今(またわかっても、あくまでマスコミのフィルターがかかった類の報道ですから)あれこれ意見を言うつもりはないけれど・・・、マザーテレサの言葉を贈ります。
思考に気を付けなさい それはいつか言葉になるから
言葉に気を付けなさい それはいつか行動になるから
行動に気を付けなさい それはいつか習慣になるから
習慣に気を付けなさい それはいつか性格になるから
性格に気を付けなさい それはいつか運命になるから
<運命>を<業(カルマ)>に替えたら、仏陀の教えでもあります。
思考が生まれたらそれが善であるか不善であるか、ヨニソ・マナシカーラ(如理作意)する習慣をつけて欲しい。自分の思考が立ち上がったその瞬間、それが善であるか、不善であるかに気が付く事。不善に気がついたら、断つように努力する事。
日本は宗教的なものにアレルギーが強く、上述のような話をすると「洗脳する気か」などと言われるから、私はあえて言わないけれど、身・口・意の<意>が、どれだけ大事か、聖者は知っている。