是誰庵仏教談義~34>ユーモアの心
今朝は、朝早くからM工務店に電話。
我が家のトイレを和式から洋式にリフォームしたくてM工務店から見積書を取ったのだけれど、見積書に書かれてある、設備業者(M工務店の相方)の言い値で便器を購入したくないと思い、WEBで調べて、疑問点をM工務店にぶつけた訳。
その時、Mさんから「だってそれ、前に説明してあるでしょ」とチクリと言われてしまった。でも、私は「それ」を説明された覚えはない。
ただ、これはどちらが悪いという事ではなくて、プロにはプロの説明の順序があり(それと、彼は大工さんであって、便器に関する専門的知識はない)、私は私で素人だから、重点の押さえ方がちょっとずれていただけ。
私は(お客さんを大事にせいよ!)と少しムカッとしたけど、その時突然、テクナットハン禅師の<息を吸って微笑もう、息を吐いて微笑もう>を思い出して、ちょっと微笑んでみた。
自分が素人で、お客なのだから、もっとしっかり説明して欲しかったという思いと、相手も生身の人間、パーフェクトにふるまうなんて無理なのだし、自分も思慮が浅かったなという思いで、気持ちが切り替わり、電話口でにっこり笑ってしまった。
気の利いたユーモアの言葉まではでなかったですが、相手を非難するのでなくて、明るい声で「すみませ~ん、また勉強して、聞きたい事がまとまったら、改めてお電話しますねぇ♪」と言って電話を切った。
ここへ越して来て 4年、村人の中に気の合わない、嫌いな人が何人かいるが、ユーモアでもって対処できれば、心理的に楽になるね、と思った次第(私は真面目、直球型。ユーモア、即ち、心の余裕が足りないんだなぁ~苦笑)