Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~27>私の四天王

私には四天王がいます。

お一人は、M尊者。12年前、緬甸(ミャンマー)はモーラミャインのパオ森林寺院本院で出会った、中国人のテーラワーダの比丘。彼は私が遠く日本からやって来たと聞いて「君は、いい瞑想センターを見つけたね。もう大丈夫だから、頑張りなさい」と言って励ましてくれた人。現在はパオ中国西双版納分院の副住職さん。

お一人は、A尊者。同じく12年前、モーラミャインでの修行が上手くいかずに苦しんでいた時、緬甸の西部地区に住む、中国語を話す A 尊者を訪ね、中国語で直接悩み・状況を報告しました。彼に相談にのってもらう事によって、障害を突破できたので、私の修行上の恩人です。

お一人は、S尊者。この人とは一回お会いしただけで、今の所、よく知っている訳ではありませんが、モーラミャインで修行した後、台湾に戻って、パオ台湾分院を作った台湾人。私は今後老いて行くばかりで、遠くて熱い緬甸のパオ森林寺院で修行する事が困難になってくるかと思います。その時、父祖の地である台湾にパオ分院があると思うと、本当に心強いです。

お一人は、S大徳。まだ面識はありません、11月に台湾でお会いする予定(苦笑)。スリランカで早くからパオメソッドを教えている 龍樹林 Nauyana の指導者です。龍樹林というので、大乗のお寺かと思っていましたが、実はテーラワーダ系で、Nauyana の評判は、12年前、緬甸にいた時から聞いて、知っていました(Nauyana に行ってみたい気持ちはありましたが、私は英語ができないので、躊躇しておりました)。

今年 11月から 12月末にかけて、この四人の方々が全員、台湾に集合して、リトリートを指導されるそうで・・・、なんと、四天王に、一気に台湾でお目にかかれる事が判明しました。

11月の台湾行きを決めておいて良かったです!