2016-02-22 「四煩悩を断つ」(「断除四煩悩」翻訳文)―10 人間は、苦悩に満ちた世間の中で生きている。 なぜか? というのも、我々は人から耳に心地よい言葉を聞くのが 好きで、脅迫めいた、または攻撃的な言葉を聞くのが 好きではないから、である。 しかし、聖者は、このようではない。 彼は二十四時間、報恩感謝の心の中にある。 話されている言葉が、耳に心地よいか、心地よくないか、 彼にとってはどちらであっても、関係がないからである。(つづく) (台湾高雄文殊講堂慧律法師著 翻訳文責Pañña-adhika sayalay)