Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~49>奥山ニートと仏教ニート

先日、インターネットを見ていたら、<奥山ニート>という

人種の情報に出会った。

和歌山県の山奥にある臨界集落の廃校を借り受けて、何人か

の若者が住みつき、周辺農家の手伝い(と出稼ぎ)をしながら、

月2.5万/人くらいで暮らしているらしい(ただし、年金や

健康保険には加入していないみたいだし、車は村人のを借用

しているらしいので、2.5万円ポッキリで暮らせるよ~~とい

うのは、虚実ないまぜ、マスコミ向けスローガンなのでしょうが)。。

これで朝夕座禅・瞑想したら、仏教ニートと呼ばれるのかな?

良寛さんは托鉢だけでぎりぎりの生活をしていたらしいし、

安泰寺の山内興道さん(訂正→正しくは、沢木興道)は、法輪

回れば、食輪なんかまわらんでよろし、といっている。

仏教ニートは出稼ぎしない分、さらに壮絶です、かね。

(現代日本の僧侶は、仏教ニートではないですね。戒名売ったり、

幼稚園経営したり、色々忙しそう)

追記:都会で物欲まみれで暮らすのはもう飽きた、お金と自由を

引き換えにするのはもう嫌だ、という若者が増えていますね。

原発事故など見ていると、何のための文明・文化?と思います

もんね。