Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~怒らない事は本当にいい?

最近、アンガーマネージメントとか、怒らない事とか、

怒りをコントロールする智慧の話が、流行っているようです。

私は長年瞑想しているのですが、それでも、怒らない事って、

なかなか難しいなぁ、と思います。

先日も、ある会合を休んだら「なぜ、私に欠席の連絡をしないのか」

としつこく責められ「(班長でも責任者でもない)あなたに、

なぜ連絡を強要されるのか?!」と言い返してしまいました。

怒ってはいけない、と言うのは簡単ですが、こちらが遠慮ぎみの

態度でいると、嵩にかかってくる人はいます。

支配欲の強い人、私は苦手です(パワハラモラハラですよね)。

もう付き合いたくない、最後っ屁に、一言、言わせてもらいま

した(苦笑)。

できれば、心に余裕をもって、神対応、そうそう、ユーモアをもって

対応するのが一番なのでしょうが・・・。

ただ、<怒らない事>をスローガンにするのでなく

古今東西、スローガン程怖いものは、ない)、

自分は怒っているのだ、という事を自覚して、その上で、

自分の振る舞いに気を付ける事が大事だと思います。

<怒るべき時には怒る>のも、あっていいのじゃないで

しょうか?(勿論、怒らないのがベストなのでしょうが~

怒りの炎身体、細胞を文字通り<焼き>ますから~

自分の怒りをなかった事にして、抑圧してしまう方が、

一番、アウトでしょう)。。