Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵のひとやすみ~メビウスの輪

最近ずっと、<メビウスの輪>について考えている。考えるというより、どちらかというと、それについて、感じているだけなのだけれど(私の頭は、あまり論理的にできていないので)。

仏陀は、世界の始まり(宇宙の端っこ?)を探してみたけれど、見つけることはできなかった、という。

私はずっと、世界が余りに広いので、見つけることができないのかと思っていたけれど、これ、実は、メビウスの輪のことを言っているのではないかな、と感じたわけ。

自分は表を歩いている思っていると、いつの間にか裏にいて、裏にいるのかと思っていると表にいる。そして、循環は無限に続く、メビウスの輪

私は時々、何かのきっかけで、または何のきっかけもなく、ふっと変性意識に入ってしまうことがあるけれど、最近、その時に見る風景が、なぜか皆、懐かしいものばかり・・・私の意識は、時間の輪、すなわち、メビウスの輪をグルグル回って、ひとところを循環してるだけなのかな?なんて思う。

不思議なことに、今朝、息子のブログを覗いてみたら、彼のブログの題が「時間と循環、インド人のカーラの概念について」でした

親子で同じことを考えていたなんて、あっは、なんてこった(笑)。

(そして、昨日読んだ、知人の著書に、太陽の下に新しいものなし~旧約聖書から~とあり・・・何の共時性かしらん)