本日、昼前、タイから電話がありました。
アーチャン・チャー(遷化)の本山、ウボン・ラチャタニにあるワット・パー・ポン(グ)で雨安居を過ごしていた
Z比丘からです。
Z比丘「雨安居終わりました~~、お元気ですか~~」
私「元気ですよ。四か月もご苦労様でした」
「ところで今回はどのような修行をされていましたか?」
Z比丘「尊敬、謙遜、満足と感謝です」
「これは戒律を守るときに基本になるものです」「これができないで、戒律を守っていると言う人は、死んだ造花の花を持っているにすぎません」
「本当の戒律は、活きた花でなければならないのです」「尊敬ってどういうことか分かりますか?」
私「世界中の人々、他人を尊敬し、敬うことですよね」
Z比丘「まず先に己を尊敬しなければなりませんよ」
私「はい、分かります。<世界中の人々>の中には、己自身も含まれます」「自分を大切にできて初めて、他人をも大切にできるのですから・・・」
Z比丘「今度はいつタイに来ますか?」
私「国王が崩御されたので、暫く伺えないです」
P比丘「そうですね。情勢が不安定になりますから、今は控えた方がよいでしょう。もう少し、落ち着いてから、おいでなさい」
私はテーラワーダの女性出家者ですが、日本にいるため、雨安居を共に過ごす人はいません。こうやって雨安居の終わりを知らせてくれる先輩比丘、善知識がいて、幸せ、感謝です。